【ロジック裏話】定番野菜と栄養パフォーマンス

curlyです。

今回のテーマ「定番野菜と栄養パフォーマンス」には明確なゴールが設定されています。それは、頭を使わなくても安くて栄養バランスの良い野菜調理をお買い物時点から組み立てることができるようになることです。

では、情報収集やデータ分析、考察にあたり論理的な順序で網羅的に検討できるように分析ロジックを考えていきます。

今回活用することにしたロジックツリーは、要素分解ツリーとも呼ばれるフレームワークです。つまり、分析する最小適正サイズまで情報を分解していこう!というコンセプトです。

下図は、最終形態のロジックツリーです。
※ここではロジックツリーの作成方法などハウツーをご紹介しません。作成済みのロジックツリーのポイント解説をします。

テーマを調査するためのロジックツリー。冒頭にテーマの「定番野菜と栄養パフォーマンス」。続いて「A 野菜の価格」「B 野菜の栄養」「C 野菜の調理方法」最終階層は「A-1 『定番野菜』リスト」「A-2 直近の価格推移」「B-1 野菜に求める栄養素」「B-2 各野菜の栄養素」「C-1 代表的な調理方法と栄養」「C-2 調理の実現方法(レシピ)」
ロジックツリー「定番野菜と栄養パフォーマンス」

では、枝分かれポイント毎にご紹介します。

ポイント解説:最初の枝分かれ
ポイント解説:最初の枝分かれ

イメージとしては、「野菜」×「その栄養」×「調理方法」の3つへと、大きく分かれます。

ポイント解説:セクションAの分解
ポイント解説:セクションAの分解

野菜の絞り込みを行うために、その特徴を調べる必要があります。
具体的には、以下のような特徴項目を考えました。

  1. 一年中購入できるのか?
  2. どこでも購入できるのか?
  3. 価格はお手軽なのか?

この3つの視点を網羅すると、「公的データの市場取引データで、年間取引価格から安価な野菜」を絞り込めばいい、という分析ロジックが導き出されます。

最初は「一年中」「どこでも」という公平性の担保を、Amazonや、Coop生協などの生鮮物ネット販売大手のリストから作成しようかと思いましたが、偏りが残ると考え、「公的データ=政府が公表しているデータ」へと切り替えました。

よって、ロジックツリーのセクションAの分解としては、以下のようになりました。

  • 「一年中購入できる」×「どこでも購入できる」=「定番野菜」としてリスト化する
  • 価格のお手軽さを確保するために、直近の価格推移
ポイント解説:セクションBの分解
ポイント解説:セクションBの分解

セクションAで絞り込んだ野菜を「栄養」という観点から更に絞っていきます。求める情報に向かって、データがどんどんスリム化していく工程はわくわくします。

セクションBの情報分解はシンプルに、以下を考えました。

  • 健全な食生活で満たすべき、「野菜」の栄養条件
  • セクションAでリスト化した野菜の栄養確認と絞り込み
ポイント解説:セクションCの分解
ポイント解説:セクションCの分解

野菜調理の失敗として有名な話が、ブロッコリーの水溶性ビタミンを茹でることで損なっていることです。こういう「知らなかったー」ということにならないように、野菜のもつ栄養をできるだけ保持する最適な調理方法を調べたいと考えました。と同時に、美味しさ(風味、色、香り)も求めました。

そこで、セクションCは以下のように分解しました。

  • 加熱調理を羅列し、栄養素との相性を確認する
  • プロの料理家が紹介するレシピ(ここで美味しさが担保されている)を対象に、「定番野菜」を冠するレシピ名を検索したり、対象野菜がレシピ内でどの程度使用されるのか、一番沢山使用するレシピはどれか?など具体的な落とし込みをする

以上、今回のテーマ「定番野菜と栄養パフォーマンス」の分析ロジック裏話をご紹介しました。